あのメガネのジンズがやってくれました。コンタクトレンズの自動販売機が登場ですよ。
こちら ⇒ JINS Touch&Collect
長年コンタクトレンズ業界にいる私も以前から、自動販売機があればもっと利便性があがるのに・・・とは思っていたものの、いろんな法規制とかもあるので難しいだろうな~って感じていました。でも、ジンズはやっちゃいましたね。
こういう革新的な事って、業界内の発想では生まれないですね。ジンズはもともとメガネ業界から始まった会社ではなかったので、この業界へ参入する時でも、これまでの常識を打ち破ってきましたから、コンタクトレンズ業界でもやってくれましたね。
購入できるレンズはジンズワンデーのみ。
このコンタクト自販機ですが、今のところ、ジンズオリジナルのジンズワンデーのみの販売になっています。5枚入りと30枚入りが販売されています。
購入するには、スマホで事前に情報を登録する必要があって、登録後でないと販売ができない仕組みです。支払はキャッシュレス決済のみのようです。
今後普及していくのか?
ひとまず様子見でしょうね。
というのも、コンタクトレンズは高度管理医療機器に指定されていますので、いろいろとクリアしないといけない課題があります。レンズの保管場所の届け出とか、継続的研修といってコンタクトレンズの取扱に際して必要な資格の整備であったりとか、面倒くさい手続きが多いです。なので、結構、準備が必要な業種なのです。このあたりがきっと参入書壁となっているんでしょうね。
反響があれば、渋谷パルコだけにとどまることは無いと思いますので、徐々に増設していくのではないかと思います。レンズの種類が増えると、もっと希望するユーザーは増えそうですね。
ただ、ジンズワンデー以外をラインナップに置くかどうかは微妙です。CLメーカーはジンズワンデーが発売された時点で、競合他社として位置づけていますので、協力的にはならないでしょう。また、他社レンズを置いてしまうと、ジンズワンデーのメリットが失われてしまい、自爆する可能性もありますので、きっと自社レンズ以外は置かないでしょうね。
さて、今後のジンズの動向に注目です。
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