老舗の日本コンタクトレンズが民事再生廃止。

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業界では老舗メーカーだった日本コンタクトレンズ(ニチコン)が再生を断念することになりました。もともと2016年11月に民事再生法適用を申請して、2018年3月に再生計画が認可され、さぁこれから本格的な立て直しなのかなって思っていた矢先に今回の廃止。いわゆる完全な倒産ということになりました。

予定していたスポンサーからの支援が受けられなくなったというのが一番の原因のようですが、そうなると、あの再生計画が認可されたのは何だったのか・・って思っちゃいますよね?お金が無いとうまくいかないってことですよね。(何でもそうよね)

こちら、ニチコンのサイトより抜粋しました。

↓↓↓

再生計画案可決および再生計画認可決定のご報告

平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。去る平成 30 年 3 月 23 日に名古屋地方裁判所において開催されました債権者集会において、債権者からの多数のご賛同を賜り、弊社及び株式会社日本コンタクトレンズ研究所(所在:東京都中央区日本橋箱崎町 1 番 7 号千歳ビル)の再生計画案が可決さ
れ、同日、名古屋地方裁判所より認可決定を頂きましたのでお知らせ申し上げます。平成 28 年 11 月 15 日の民事再生手続開始の申立て以降、関係者の皆様から温かいご理解と以前にもましてのご支援を賜り、おかげさまをもちまして再生計画認可決定を受けることができましたことに、深く感謝を申し上げる次第でございます。今後は、経営陣・社員一丸となって、新生ニチコンの確立に邁進して参る所存でございますので、さらなるご支援とご指導を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。以上

急転直下の出来事なのかもしれませんが、文章からは「新生ニチコン」って文字がありますように未来に向けて、さぁ頑張ろうって感じがにじみ出ていたのに。残念です。

ただ、この影響をモロに受けているメーカーさんがあります。ここではお伝えしませんが、かなりのダメージですよ。何せ、ニチコンにレンズ製造を委託していましたから、生産できないとなると自社の商品が販売出来ないことになるので、これは厳しい。

国内に使い捨てレンズが入って来てから、業界勢力が全く変わりましたね。昔はそれこそ、ニチコンが得意だったハードレンズの需要が高かったのですが、徐々に海外勢の使い捨てレンズに押され、今では使い捨てレンズが市場の9割以上を占めるようになってきました。

うまく対応できたメーカーは生き残り、できなかったメーカーは淘汰されてきています。国内のメーカーも今後はM&Aとかで3~4社程度になっていくのかなって思います。今の業界の流れとしては、メーカー側がコンタクトレンズ販売店を買収して、自社商品の販路を確保するような動きが見てとれます。業界最大手のアイシティと同じ様な戦略をとってくるメーカーが増えてきていますね。ちなみにアイシティはHOYAというメーカーが親会社ですね。

成熟してきたコンタクトレンズ業界。これから厳しくなっていきそうですが、ユーザーにとって、より安全で、より使いやすいレンズが登場してくるならいい事ですよね!乞うご期待!

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