マスクはこのところ、供給が追いついてきまして、以前ほどの金額ではないにしろ、50枚が¥1000台くらいにまで下がってきましたね。それに引き替え、アルコール消毒液不足は、深刻ですよ。
入手のしにくさは、1ヶ月前と比べてまったく変わりませんね。当施設でも1ヶ月前から薬品卸会社に消毒液を予約注文しているのですが、未だに入荷されませんし・・・これはしばらく続きそうですよ。
さて、そんな消毒液不足の中、あるケア用品メーカーが立ち上がりました。その会社は「オフテクス」という名前です。業界の方であれば、たいへん馴染みのある国内メーカーなのですが、一般の方にはあまり認知されていないようですね。
「バイオクレンシリーズ」とか「ビューノ」とか「クレンサイド」とか、最近では「クリアデュー」っていう商品がありますね。ドラッグストアでも良く見かけますね。そのオフテクスが、消毒液を供給し始めたようです。
詳細はコチラ → 「ハンドクレンサイド」供給開始
ひとまずは、眼科ルートからの供給開始のようですが、CLメーカーでは初めての試みですので、是非とも頑張ってほしいですね。酒造メーカーさんなども高濃度アルコールで消毒液の代用品を発売していますが、今回は大規模なメーカーでの発売ですから、期待が持てます。しかも、眼科ルートからってところが嬉しかったりします。
ドラッグストアでの販路も当然持っているので、将来的にはドラッグストアでも購入できる日がくるかもしれません。そうなると、オフテクスはこの消毒液分野において新たなビジネスが生まれるかもしれませんので、会社としても期待しているでしょう。
ちなみに、アルコールではなくポピドンヨードという成分が消毒液の主成分となっています。馴染みがあるところでは「イソジン」とかは、このポピドンヨードを使っていまして、殺菌作用には定評のある成分です。実際に手術室でも使用されている成分ですので信頼度は高いですよ。ポッと出の成分ではありませんから安心ですね。
今後に期待ですね。
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