昔は、コンタクトレンズがほしいって親に言うと、「高校生からじゃないとダメ!」っとか、言われた覚えのある方も多いのではないでしょうか?
これって、昔はコンタクトレンズが今ほど価格が手ごろでなく、高価な商品だったからに違いありません(財布の都合ってことです)。ハードレンズ1枚20000円とか25000円とかした時代がありましたからね。
使い捨てレンズなんてありませんでしたから、万が一レンズを落としてしまうようなら、必死に探してましたよ。何回も失くされたら、たまったものではありませんから、親としては出来る限り、コンタクトデビューを先延ばししたいという思いはあったと思います。
ただ、使い捨てレンズが登場して、手軽な値段で購入できるようになってからは、コンタクトレンズをはじめる年齢が早くなってきましたね。金銭的な壁が低くなってきたからでしょうかね??
さて、本題です。
「コンタクトレンズは何歳から使えるのか?」という疑問をお持ちの親御さんも多いでしょう。
これに対する回答ですが、
『取り扱いができるようなら何歳からでも可能です。』となります。
明確に、何歳なら大丈夫とか、何歳だからダメとか、無いんですね。取り扱いが自分できちんとできるかどうかってところが大事です。20歳でも取り扱いができなければ使えないし、10歳でも取り扱いできれば使えます。コンタクトレンズをはじめたいって方で多いのがスポーツの為っていう理由です。
サッカーや野球、バレーボールなどなど、メガネだと危ないスポーツもあります。メガネでヘディングなんてできませんからね。部活の顧問からコンタクトレンズをしなさいって言われてくるお子さんもいます。
小学生低学年でもコンタクトデビューすることはできるのですが、レンズがちゃんと目に入るかどうかという問題があります。さすがに目がまだまだ小さいですからね。
ワンデータイプの使い捨ては、2wタイプよりも大きめのレンズが多く、レンズ自体も柔らかい傾向にありますから、なかなか目に入らないってこともあります。何とか目に入ったとしても、自分自身でレンズの装脱ができないといけません。
自分でレンズを外せる技術は最低でも身に着けておく必要があります。目にトラブルがあった場合に外せないと困ってしまいますからね。
小さいうちから目を痛めてしまうというのは避けたいですから、レンズの選択にも注意を払っておかないといけません。大手メーカーのレンズであれば、品質的に大差ありませんので大丈夫だと思いますが、装用時間や取り扱いは、親がきちんと管理しないといけないと思います。
まずは、手入れのいらないワンデータイプから初めるというのが無難でしょう。
特に年齢が若いうちは、装用時間はできるだけ短めにすることが大切です。万が一目を傷めてしまい、思いのほか重傷だった場合は、視力障害をきたす可能性もありますので、最初は必要最低限で使用することをおすすめします。
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