近視抑制についての研究を大学が行うみたいです。
こちらが記事の抜粋。
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コンタクトレンズで近視の矯正だけでなく、進行そのものを抑えられないか――。子どもを対象にした、そんなねらいの臨床研究を始めると、京都府立医大が15日、発表した。近視の低年齢化が問題になるなか、筑波大との共同研究で、近視に悩む小学生計100人を募集する。(朝日新聞DEGITAL)
近視の低年齢化は現在問題視されています。環境要因による近視が多いと言われていますね。スマホ持ってる小学生って結構増えてますし、外で遊ぶ時間も昔よりだいぶ減っているように思います。将来はプロゲーマーになりたいとか、ユーチューバ―になりたいとか、子どもの将来なりたい職業も様変わりしてきています。
そんな状況ですから、近視の子どもが増えて当たり前って感じです。でも、近視って眼病リスクが高くなるって知ってますか?緑内障や網膜剥離など一度は聞いたことのある病気だと思いますが、こうした病気は近視の人の方が罹る率が高いようなのです。
なので、なるべく近視が進まないようにした方が、その子の将来にとっても良いわけです。子どもの近視の増加は、日本に限ったことではなくて、東南アジアでは爆発的に増えてきていて、世界人口の半分が近視になるっていう話もあります。世界的な流れなのですね。
今回の研究は、まったく初めての研究ではないと思いますが、規模としては大きいなと。海外では近視の研究をいろいろとやっています。中国は、確か結構前からやっていますね。子どもに遠近両用のコンタクトレンズを装着させて、近視の抑制を試みたりというのを聞いたことがあります。
ただ、近視抑制に適した度数分布をもつデザインのコンタクトレンズがあるようで、日本では数が少ないようです。発売されているコンタクトレンズは、近視抑制をうたい文句にしたものではなく、あくまで遠近両用として発売されているコンタクトレンズですので、「店頭で近視抑制に効果のあるコンタクトレンズをくれ!」って言っても「ありません・・・。」と言われるのがオチでしょう。かなり知識の豊富な店員さんなら教えてくれるかもしれませんが。
今後、この近視抑制の分野は、眼鏡も含めちょっとにぎやかになってくると思われますので、要注目ですね。近視が抑制できるって断言はできませんので、メーカー側は「目の疲れを軽減する効果が期待できる」的な言い回しで発売してくるかもしれませんので、新製品のうたい文句に注目ですよ。
以上、参考になれば幸いです。
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