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進化したレーシック。リレックススマイル。

レーシック

屈折手術の代表格であるレーシックですが、

どんどん進化してきているようですね。

最新型は「リレックススマイル」です。

 

レーシック同様に角膜を削ることに違いはないのですが、

その削る過程が大きく違うようです。

角膜への負担がレーシックよりも少ないというのもありそうで、

今後、リレックススマイルが主流になってくるかもしれませんね。

 

レーシック VS リレックススマイル

まずは、それぞれの手術方法をご説明します。

 

レーシック

・レーザーで角膜を切ってフラップ(ふた)を形成。

・フラップ下の角膜を必要分削る。

・フラップを戻して終了。

 

リレックススマイル

・特殊レーザーで切除分を角膜内に形成。(スゴ!)

・2~4mmほど切除分を取り除くために切開。

・取り除いたら終了。

 

何が凄いかって、

角膜切らずに特殊レーザーで、

切除予定分の角膜だけを内部に形成しておくってのが凄い。

 

例えて言えば、

カップゼリーがあるとします。

ふたの部分を角膜と仮定しますと、

 

ふたをほぼ全部開けて食べるってのがレーシックです。

ふたを開けずに先にカップゼリーを振ってゼリーを細かく砕いておいて、

少しふたを開けてストローで吸って食べるのがリレックススマイルです。

(例えのセンスが無さすぎて、すいません・・・)

 

ポイントは、ふたの開け具合が違うということです。

がばっとほぼ全部開けてしまうのと、

必要最低限開けるのとの違いです。

 

ふたの開封幅=角膜切開幅 としますと、

その切開幅の違いの大きさが想像できますね。

切開幅が小さければそれだけ角膜へのダメージが少ないので、

術後の影響も少なそうって感じがします。

 

リレックススマイルの良い所

角膜の切開幅が非常に小さいっていうのは、

 

どんなメリットがあるかというと、

 

ドライアイになりにくい。

 

というのが挙げられます。

 

どういう事かというと、

角膜を切るという行為は、

角膜にある知覚神経も切断してしまうという事なんですね。

 

リレックススマイルの切開量は、

レーシックの10分の1とも言われていますので、

その分、知覚神経を切断する割合が少なくなります。

 

術後のドライアイの原因が知覚神経の切断にあると言われていますので、

リレックススマイルはレーシックよりもドライアイになりにくい手術と言えます。

ただ、術後のドライアイも個人差はありますが、

しばらく時が経過していくにつれ、

症状が軽減していく方が多いという話もあります。

 

その他、

リレックススマイルはレーシックに比べ、

フラップ形成をしないので外からの衝撃に強いとか、

視力の安定性が良いと言った点もあるようです。

 

リレックススマイルの悪い所

リレックススマイルはレーシックよりも優れた点がありますが、

劣る点もいくつかありますので触れておきます。

 

・視力の回復がレーシックよりも遅い

・不正乱視、遠視に対応していない。

・やっている施設が少ない。

 

といったところです。

視力回復はレーシックが翌日程度に対して、

2~3日程度要することがあるようです。

回復後はレーシックとほぼ同じ視力レベルになるようです。

 

次に、

不正乱視というのは、円錐角膜に代表されるような、

メガネなどで矯正できない乱視を言います。

これには対応していないようです。

遠視も対応していません。

 

最後に、やっている施設が少ない。

最新型の治療には、それなりの機器が必要です。

きっとかなり高額な機器だと思われますので、

導入施設が今のところ少ないようです。

 

ネット検索して数えてみますと、

今のところ、10数施設くらいしか無いようです。

今後はレーシック手術で有名な施設中心に広がってくるも知れませんね。

 

思うこと。

角膜を切る割合が少ないというのが一番の良い所だと思います。

腹腔鏡手術じゃないですが、切る箇所が小さければ回復も早いだろうなって思います。

 

私自身は、コンタクトレンズとメガネの併用で、

一生やっていこうと思っていますが、

 

職業の関係で、コンタクトレンズやメガネがどうしても不便っていう方は、

こうした屈折手術が適していると思います。

温度変化の激しい職業の方とかにはいいかもしれませんね。

 

ただ、今は最新でも、

何年かすれば、また新しい方法が誕生するかもしれません。

そんなこといったらキリがないかもしれませんが、

1回やったら後戻りできないのが手術です。

勢いだけで決してしないようにしてくださいね。

 

コンタクトレンズであれば、

いつでも最新のものを手に入れることができます。

ひょっとすると将来、

度数を自在に操れるコンタクトレンズができるかもしれませんから。

(そんな話はいまのところありませんが・・・)

 

以上、参考になれば幸いです。

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