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コンタクトレンズ保存液でドーピング陽性って?!

お役立ち情報

いやいや、びっくりですよね。まさか、コンタクトレンズが原因でドーピング検査にひっかかるなんて初めて聞きました。厳密には、使い捨てコンタクトレンズの保存液が原因の可能性があるってことなんですけどね。

ちょっと記事抜粋しました。

米国製の使い捨てタイプのコンタクトレンズの保存液が「鼻の中に入ったことによって(陽性反応が)出る可能性がある」と言及。ほかに、合宿施設や宿舎などの調理従事者に今回検出された禁止薬物のアセタゾラミドを服用した人がいないかも調べているという。 (HUFFPOSTより抜粋)

まず第一に、その該当のコンタクトレンズ保存液にそのドーピングに係る薬物が検出されるかどうかを調べないといけませんよね。そこはまだ調べていないような感じなんですけどね。記事によると。今回の件で、やっぱり保存液が原因ってなった日には、そのコンタクトレンズはスポーツ選手からは敬遠される可能性があるのでメーカーにとっては大問題ですよ!

で、米国製のコンタクトレンズって、いったいどこの商品なんでしょうか??

 

米国製のワンデーをちょっと調べてみた。

まだ「クロ」って判断されたわけではないのですが、業界に携わる人間としてはかなり気になります。ということで、ちょっと米国製のワンデーを調べてみました。

冬のオリンピックですから、きっと乾燥に強いタイプのレンズではないかと勝手に思っているので、シリコーン系のレンズを調べてみました。

 

ジョンソン&ジョンソン ワンデーアキュビュートゥルーアイ

クーパービジョン  マイデイ

アルコン デイリーズトータルワン

メニコン ワンデープレミオ

 

・・・ありゃ?改めて調べると種類が少なかったんですね。

この中であきらかに米国製で無いのは、ワンデープレミオ。だって完全日本製ですから。これは該当しませんね。それとトゥルーアイも違います。これはアイルランド製。となると・・・シリコーン系に限っての話ですけどね。

さて、ドーピング陽性の原因は本当にコンタクトレンズの保存液が原因なのか?はっきりした結果を知りたいですね。特にスポーツ選手は・・・。

 

その後、この問題の結果が明らかになりました!(追記)

今回のドーピング疑惑ですが、この記事を書いた後、あっさりと結果が明らかになりました。

その記事がこちら

↓ ↓

陽性反応を示した禁止物質のアセタゾラミドが、海外製のコンタクトレンズの保存液に含まれていた可能性があると指摘があった件で、日本コンタクトレンズ協会は7日までに、同協会加盟の会社が製造、販売する全てのコンタクトレンズの保存液に、この物質が配合されていないことを確認したと発表した。レンズの消毒液にも含まれていないという。(毎日新聞 2018/3/8 )

日本コンタクトレンズ協会が完全に否定しましたね。たしかに「アセタゾラミド」っていう物質は緑内障治療薬などに含まれたりはしているのですが、保存液に含まれるなんて、これまで20年以上業界にいますが聞いたことが無かったです。案の定、含まれていませんでしたね。(とはいうものの勝手に犯人探ししてましたけど・・・・)

これで、この問題はひとまず落着しました。では、いったいどこから体内にこうした物質が入り込んだんですかね??まだ謎のようですよ。間接的に入った可能性が高そうですよね。本人がまったく心当たり無いんですから。

さて、決着はいつ着くのやら・・・

 

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