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コンタクトレンズと老眼

遠近両用コンタクト

コンタクトレンズをずっと使っている方が40代になってくると、

なんだか近くが見えにくくなってきます。

 

周知のとおり、これは老眼です。

 

正確には「老視」といいますが、だいたい老眼っていいますよね。

近視を近眼ともいいますしね。

 

さて、こういった「近くが見えにくい」という状況になった場合にどうするかというと、

 

・今使っているコンタクトレンズの度数を弱める

・あきらめて、コンタクトレンズの上から近くを見るときだけ老眼鏡をかける

・遠近両用のコンタクトレンズを使ってみる

 

大体、この3つを提案されることが多いでしょう。

では、どの方法を選択するのがいいのかというと、

おすすめは、「今使っているコンタクトレンズの度数を弱める」という方法です。

 

今現在の不自由さにもよりますが、

「ちょっとだけ、近くが見えにくいなぁ」っていうぐらいでしたら、

度数を弱める方法が最適だと思います。

 

この方法であれば、

今使っているコンタクトレンズの費用はかわらず、

調子が悪くなるリスクも少ないですからね^^

 

ただし、「遠くの視力は今の状態を維持したい」という場合は、

「コンタクトレンズの上から近くを見るときだけ老眼鏡をかける」っていう方がいいかもしれません。

老眼鏡を作らないといけないという出費はありますが、

最近は安いですからね^^そんなに大きな出費にはならないと思います。

 

でも、百円ショップとかの老眼鏡は止めといたほうがいいです。

レンズの歪みなどがありますから、長い時間かけると疲れやすくなります。

メガネ屋さんで、光学的にきちんとしたメガネを作ってください。

メガネはPDと言って目と目の間の長さを測って作りますが、これがわりと重要ですので・・・

 

最後の「遠近両用のコンタクトレンズを使ってみる」という方法は、

メガネが大っ嫌いで掛けたくないって方におすすめです。

価格はまだまだ高値のレンズですが、ハマると重宝するレンズです。

老眼なりたて、これを「初期老視」と言いますが、

初期老視の段階で遠近両用のコンタクトレンズがうまく使えるようであれば、

しばらくは老眼鏡なんて無縁でしょう。

 

以上、3つの方法がありますので、

どの方法が自分にとって生活しやすいか検討してみてください。

運転することが多いのか、パソコン見ることが多いのか、接客業でメガネは敬遠なのか、

ご自身の生活環境によって、使いやすい方法が変わってきます。

 

遠近両用コンタクトレンズは、

もともとのご自身の屈折状態(乱視とか)によっては希望されても適合しない場合もありますので、

眼科やコンタクトレンズ販売店で一度ご相談された方がいいでしょうね。

 

参考になれば幸いです。

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