ブルーライトカットについては、以前から効果のあるなしが議論されていましたが、今回、日本眼科学科から、「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」というのが発表されました。
こちら → 小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見
すっごく簡単に言うと、子どものブルーライトカット眼鏡の装用については、必要なものではない。ってことらしいです。詳細については、上のリンクから文章を読んでいただいた方がわかりやすいと思います。
私が今回の発表内容で興味を持った点をご紹介しますと、
- ブルーライトカットに眼精疲労軽減する効果はない
- 子どもにブルーライトカット眼鏡は必要ない
- デジタル機器から発せられる光による目の疾患は見つかっていない
就寝前にデジタル機器の使用により、体内リズムがくずれ睡眠障害をきたす可能性があることは知られており、これらについては論文もいくつか出ていますので、効果はあると思われます。しかしながら、それ以外の時間においては、ブルーライトカット眼鏡を推奨する必要はないって、はっきりと眼科学会はいっています。
アメリカの眼科アカデミーでは、一般患者向けにホームページにて、眼精疲労に効果がない、ブルーライトカット眼鏡を子どもに使用しないように、なんてことが書いてあるようです。しかも、そこにはブルーライトが目に悪いという科学的根拠はない!と断言しています。
このコロナ禍で、在宅勤務が増えましたからブルーライトカット眼鏡の販売が好調って以前ニュースで流れていました。こうなってくると、パソコン作業が多いならブルーライトカットの眼鏡をしないとだめですっていう流れになってしまう可能性があるので、眼科学会としても、はっきりとした見解を述べないといけないと思ったのでしょう。
目が疲れたら、目を閉じてしばらく休むっていう方法が一番いいですね。
私はめぐりずむのホットアイマスク愛用です^^
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