「え!何??全然コンタクトが見えないんだけど・・・」
プチパニックです。
通学、通勤前であれば、時間もないので焦ります。冷静に考えれば対処方法が思い浮かびそうですが、思い込みもあってか、真っ先に「不良品?」って思ってしまうかもしれませんね。使い捨てレンズをお使いの方であればそう思うこともあります。ここでは、【不良品ではない】という前提で見えない原因をお伝えします。
一番多い原因がこれ!
急に・・・というか、朝入れた時から見えない場合、結構な確率でこれが原因です。
「左右逆装用」
ハードレンズでも使い捨てレンズでも一番起こりやすい原因です。解決策は簡単です。左右を入れ替えて確認すればよいだけです。ですが、その時に意外と思いつかないユーザーさんは多いです。私の現場でも、この左右逆装用でコンタクトを買い替えにきたけど、正装用で見え方が改善され、新しくコンタクトを買わなくて済んだっていうケースはよくあります。
かなり稀ですが、こんな原因もあります。
この原因は、現場でも遭遇する機会がそうないのですが、たまに見かけます。それが、
「レンズ2枚重ね」
本人も、検査員も、一瞬これが原因だと気づかないこともあります。眼科で裸眼のデータを測るためレンズを外してもらった時に気づくことがありますが、2枚重ねの1枚目だけを器用に(無意識ですが)外してしまってると尚更わかりにくいです。結局、以前と比べて近視度数に変化がある(近視がほぼ無い)ので原因は特定できます。
ワンデータイプをお使いの方に多いようですね。2Wの方は、1枚のレンズを2週間使いますので、ケースの中にレンズが入ってなければ気づきますが、ワンデーの方は、毎日新しいレンズを使いますので、ご自身が2回装用してるっていう行為に気づかないこともあるのでしょう。前の日に外すの忘れて寝てしまっていたとか。実際、そういった例に遭遇しました。
今回は、原因がユーザーの行動にあるものでしたが、もちろんレンズの不良が原因になっていることもあります。ちょっと困ったなっていう時に、気軽に相談できるコンタクトレンズショップがあるといいですよね。
以上、参考になれば幸いです。
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