いままで使っていたコンタクトレンズが高いので、
安いレンズに変えてみたら・・・・
なんかしっくりこないんですよね~
なんで??
こういう経験ってありませんか?
結局、元のレンズに戻して解決したってことも多いです。
しっくりこない内容は、
【見え方】 と 【つけごこち】
このどちらかに当てはまることが多いと思います。
両方って場合もありますが・・・
では、その原因を考えてみましょう。
まずは見え方編です。
Contents
見え方がしっくりこない。【ケース1】
日頃、ネット通販で購入されている方は、
ご自身の度数っていうのを把握されている方が多いので、
間違って注文することは少ないと思います。
ただ、ちょっと見えにくいから、
ご自身の判断で勝手に一つ上の度数を注文して、
いざつけてみると「何か変・・・」ってなる場合があります。
各メーカーごとに度数の刻み方が違うというのがありますが、
概ね、-6.00以上の度数からは、度数の刻み方が大きくなります。
例えば、-6.00まではー0.25刻みで作られていたものが、
-6.00を超えるとー0.50刻みでステップが大きくなる商品があります。
これを知らずに、
-6.00をお使いの方が、ちょっと見えにくくなったから、
次の度数を自己判断で頼もうと思って、一つ上の-6.50をネット注文して、
実際使ってみると「きつい・・・」っていう結果になってしまうこともあります。
本来、次の度数はー6.25ですが、作っていないのでー6.50となってしまい、
度数としては2段階アップしていますので、きつく感じるわけです。
こうした間違いを防ぐには、
やっぱり自己判断で度数決定はせずに、
ちゃんと視力を測ってから新しい度数を注文するというのが一番です。
(わかっちゃいるけど面倒くさいですね・・・)
見え方がしっくりこない。【ケース2】
昨日まで見え方悪くなかったのに、
今日になって急に見え方が変になった。
眼の病気かしら!
よくある話です。
結論から言うと「左右逆装用」している可能性が高いです。
本当に病気の場合もありますから断定はできませんが、
単純に左右逆でつけてしまったため、ということが多いです。
左右逆で入れてしまうと、アンバランスな見え方を生みます。
対処方法は簡単で、左右のレンズを入れ替えれば済みます。
2週間タイプのレンズをお使いの方は、
ケースにレンズを入れる時に無意識のうちに【左右逆】で保存していることがあります。
眼が悪いんじゃないか?って思う前に【左右逆】になっていないか、
自分を疑ってみることも必要です。
見え方がしっくりこない。【ケース3】
同じ度数でも、メーカーが変わると見え方が変わってしまう場合があります。
同一メーカーでも商品が変わると見え方も変わってしまう場合もあります。
見え方に影響を与える要素としては、
レンズ厚み、素材、メーカーの度数基準、
これらが関係していると思います。
意外と影響ありそうなのが、
メーカーの度数基準ではないかと思っています。
どういうことかというと、
仮に、A社のAレンズ、B社のBレンズがあったとします。
両レンズともレンズの厚みや素材は良く似ていて、
ー3.00の度数表示がされているレンズだとします。
ある人に、両方のレンズをつけてもらって、
見え方の評価をしてもらったところ、
Aレンズの方がBレンズよりも見えやすいと言います。
同じ度数で規格も良く似ているレンズなのにどうして違いが生まれるのか?
これは、同じー3.00のレンズでありながらも、同じではないという事です。
具体的には、Aレンズはー3.21、Bレンズはー3.01で、
表記上のー3.00の中でも強弱が存在しているという事です。
製造上、
寸分の狂いもなくー3.00フラットでなければならないっていう厳密な基準ではなく、
ある程度の範囲内であればOKっていう基準になっています。
よって、同じ度数でも見え方に違いが出てくることがあるのです。
ワンデーで有名な某外資系メーカーさんは、
全体的に強めって話を聞いたことがあります。
同じ度数でも、商品が変われば見え方も変わる場合もあると、
知っておいて頂ければと思います。
以上、「見え方編」でした!
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