コンタクトレンズは何歳までできるのでしょうか?
結論から言うと、
取り扱いに問題がなければ、何歳でもできるでしょう。
昔は、眼内レンズが今ほど普及していませんでしたから、
白内障手術後はコンタクトレンズを入れてましたね。
70~80歳のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、
ブレスオーソフトっていう術後用のソフトレンズを連続装用していましたよ。
装脱は眼科で行っていたので自分で取り扱いはできませんでしたけどね・・・。
年齢的なことでコンタクトレンズを止める方もいますが、
それ以外の理由というのも結構あります。
では、止めるきっかけというものを挙げてみますと、
・メガネを使用する頻度が増えた
・手入れが面倒くさくなった
・老眼が出てきて使いづらくなった
・アレルギーがあるので止めた
・費用がかかるので
・レーシックをしたので
・買いに行くのが面倒になった
・乾燥が気になって
こんな感じです。
年齢関係なく、メガネの使用頻度が増えてコンタクトを止めたっていう人は結構多いですね。
ただ、そういった人もレジャーや旅行でコンタクトレンズがほしい時がありますから、
使用頻度は少ないながらも、たま~に使っていくユーザーとなります。
かくいう私も、普段はメガネ、時々コンタクトな人です^^
年齢を重ねてくると、眼に限らず様々なところで変化がありますね。
眼について言えば、老眼、涙液減少、白内障、など視力や使用時間に影響を与える変化があります。
老眼が始まる年齢は40代前半と言われていますが、
「あっ!老眼かも・・・」って感じて、相談される方は、どちらかというと40代後半の方が多いです。
遠近両用のコンタクトレンズも徐々に普及してきていますので、
コンタクトレンズを使う年齢も、引きあがっていくことでしょう。
涙液減少については、使用時間に影響を与えます。
年齢を重ねていくと必然的に涙の分泌量も減っていきます。
乾燥しやすくなりますから長時間装用が難しくなってきますね。
無理して使うと眼を傷めますから気をつけないといけません。
白内障は、水晶体自体が加齢変化により白く濁ってくる眼疾患ですが、
進行するにつれ視力が下がってきます。
太陽が異様にまぶしくなったり、暗いところでの文字が見えにくくなったりと、
メガネやコンタクトレンズでは改善できない症状も出てきます。
眼疾患によって、コンタクトレンズが使えなくなるっていうのは、
確かに年齢が進むにつれ増えてきますが、
その原因がなければ、コンタクトレンズはわりと長い間使える道具ではあります。
遠近のカラコンなんていうのも将来的に出てくるかもしれませんね^^
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