使い捨てソフトレンズが主流になってきている中、
ハードレンズユーザーは徐々にではありますが減ってきています。
しかしながら、
ランニングコストが安い事や、やっぱり使い慣れているからっていう理由で、
根強い人気がありますね。
ただ、ハードレンズには明かな欠点がひとつあります。
それが、
紛失 です。
ソフトレンズが紛失しないってことではないのですが、
ハードレンズは使い捨てレンズのように何枚も持っていないですから、
紛失するとそりゃ~もう大変です。
洗面台の周りを探したりとかして大騒動になります。
昔、広島カープの達川捕手が試合中にハードレンズを落として、
その場に居合わせた選手全員でベースの周りを探していたことを思い出します。
そのぐらい、1枚当たりの単価が高く、貴重なレンズなんですね。
今は、だいぶ価格が下がりましたから、
紛失しても、昔ほどのショックはありませんが、
それでも多少はダメージありますよね。
さて、
本題の「ハードレンズを紛失したと思ったら、まずここをチェック!」ですが、
完全に水で流れてしまったという事実を確認している場合は意味ないですが、
よく、「朝、保存ケースを開けてレンズを取り出そうとしたら、レンズが無かった・・・」
っていう状況の方には、是非ともチェック頂きたい箇所があります。
それは、
保存ケース です。
は?!
いやいや。
保存ケースの中に入ってなかったから紛失なんですけど・・・
はい。そんな声が聞こえてきますが、
再度、保存ケースを確認いただきたいのです。
右目のレンズを紛失したと思ったら、
左の保存ケースに入っているレンズを確認してください。
それも、目視ではなく、実際に左のレンズを取り出して確認してほしいのです。
ほら、そうなんです。
レンズが2枚重なってレンズホルダーに収納されていませんか!!
(☉∀☉)
これ、結構な高確率であります。
紛失して残念そうに来たお客様の保存ケースを調べてみると、
片方に2枚収納されていることがわかって、紛失していないことが確認できると、
恥ずかしさ半分、うれしさ半分で、でもうれしさの方がちょっと勝って、
帰って行かれる姿をよくみます。
片方に2枚収納っていう例と似たもので、
保存ケースの左右しきりの部分にレンズがきっちり沈んでしまっていて、
気づかなかった、という例もあります。
こうした保存ケースの悪戯とでも言いましょうか、
ハードレンズ隠しがありますので、
紛失してしまった!って思ったら、
まずは保存ケース内をじっくり観察してみてください。
以上、参考になれば幸いです。
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