使い捨てレンズの種類っていうと、
短い順に、ワンデータイプ、2週間タイプ、1か月タイプと、
だいたい3つになります。
1か月タイプは、
商品数が少なく絶滅危惧種的なレンズです。
主流は、ワンデーと2週間ですね。
さて、この2種類のレンズですが、
どちらか一方を使い続けるってのが普通かもしれませんが、
組み合わせることもできます。
人によっては、
ワンデーと2週間、両方使っていいんですか?って思っている人も
ちらほら、いらっしゃいます。
問題なく使えますよ^^
では、どんな使い方があるのか、
いくつか例をあげてみましょう。
2週間とワンデーのこんな組み合わせはいかが?
では、どんな組み合わせ方があるのか、
例を挙げながらご説明しましょう。
◆普段使いに2週間タイプ、休日にワンデータイプ。
こういった使い方が、一番ポピュラーです。
社会人の方なら、平日は2週間使って、
休日は、レジャーなどでワンデーを使う。
学生さんなら、合宿の時にワンデー使うとか。
ワンデーだけカラコンにしちゃうってのもありですね。
◆2週間タイプを遠近両用にして、遠く専用にワンデーを持っておく。
最近増えている遠近両用レンズですが、まだまだ値段が高いです。
なので、毎日使うには2週間遠近の方がワンデー遠近よりも経済的です。
ただ、遠近両用ってやや遠くの視力に物足りなさを感じる方も多いので、
それを補完するレンズとして、遠く専用にワンデータイプを持っておくっていうのも
いいんじゃないかと思います。
今日は運転することがメインになりそうって時には、
ワンデー使うっていう感じです。
◆普段使いの2週間タイプと、ちょっと強め度数のワンデーを持っておく。
社会人の方で、デスクワークが多い方。
特にパソコンを多く使いがちな方は、
疲労を考慮して少し弱めの度数にしていることがあります。
両目で1.0とか、やや弱めに合わせていることがあります。
ただ、これだと、
仕事がない日は、やや物足りないことがあります。
映画に行っても字幕がよみづらいとか・・・ですね。
そういった方は、2週間よりも少し度数を上げたワンデーを持っておくと便利です。
2週間を1.0くらいに合わして、ワンデーを1.5くらいに合わせるとかです。
こうした組み合わせもありです。
ワンデーとワンデーを組み合わせるってのもありです。
2週間とワンデーとの組み合わせをご紹介しましたが、
ワンデーとワンデーの組み合わせもありですよ。
上記の2週間をワンデーに置き換えて考えて頂いてもいいですし、
ワンデータイプならではの組み合わせもあります。
◆カラコンワンデーで違う色を組み合わせる。
毎日交換するワンデーはその日の気分によって、カラーも変更できます。
今日は、ブラウン系で、明日はブラック系とか、自由です。
2週間ではワンデーほど自由にはいきませんね。
3色とか4色とかワンデーであれば持つことができます。
◆遠近ワンデーで異なる度数を持っておく。
これは、それほど多くない使い方ではありますが、
例を挙げると、遠くの視力が1.2の遠近ワンデーと、1.0の遠近ワンデー、
2種類の度数を持つということです。どちらか片方は通常のワンデーでも可能です。
要は、遠くをメインに使いたいときは良く見える方の遠近ワンデーを使用して、
近くをメインで使いたいときには近くが見えやすい、
やや度数の弱い遠近ワンデーを使う、ということです。
ただし、左右同じ度数の方なら迷わないですが、
左右で度数が違う方は、ちょっとややこしくなる場合があります。
最大で左右合わせて4種類の度数が存在する事になりますので混乱するかもしれません。。。
ま~こういった使い方もありますよっていう例ですね^^
結構、自由に組み合わせる人もいます。
いろいろ例を挙げてみましたが、
それぞれ、自分に合った組み合わせっていうので使っていくと、
コンタクトレンズってもっと便利な道具のように思います。
先程挙げた例以外でも、
片目は遠近で、もう片目は通常タイプとか、
左右の視力にわざと差をつけて、例えば右目1.0、左目0.7とかで、
見える範囲を広げるという方法(モノビジョンといいます)をとったりとか、
いろんな組み合わせや方法があります。
でも、一般の方がこうした情報を目にすることはそれほどありません。
自分の通っている眼科やコンタクトレンズショップなどで、
このような方法を提案してくれる人がいて、初めて知ることになります。
知らないまま、ずっと困っていたという方も、中にはいらっしゃいますね。
ただ、自力で左右のレンズを入れ替えたりして、
見えやすい方法を探してくる強者もいます。
使い捨てのレンズが普及してからは、
自由に組み合わせて、自分にとって使いやすい方法を
発見してくる方も多いですね。
こうやったら見えやすくなった!っていう症例集みたいなものが、
一般の方向けに、わかりやすい内容で作られたりするといいですよね。
そうなるとより自分にあった使用方法や組み合わせを発見できるのではないかと思います。
とはいうものの・・・人それぞれ眼の性格や環境が違うから、なかなか難しいかな??
以上、参考になれば幸いです。
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