ハードコンタクト専用スポイトおすすめ。

ハードレンズは、ユーザー数が減少しつつありますが、まだまだ需要はありますね。日ごろ業務している中で、ユーザーさんから「スポイトありますか？」ていう問い合わせを受けます。ドラックストアには、置いてないところも多いらしく、わりと要望の多いツールです。

ハードレンズの外し方は、まぶたを横に引っ張って外すのが一般的ですが、この方法が眼瞼下垂をまねく一つの要因として指摘されていることもあってか、スポイトを利用して外している方も多くいます。

おすすめのスポイトをいくつかご紹介します。

メニコンのハードコンタクト専用スポイト（SPスポイト）

ハードレンズ国内トップのメーカーであるメニコンは、ハード用ケア用品も多く扱っています。なので、スポイトももちろん販売しています。

使用方法は、眼に付いているハードレンズを吸着するときには、緑の部分を持って吸着させ、スポイトからハードレンズを外す時は、白い部分を持って外します。できるだけ、レンズの真ん中に目がけて押し付けてください。たまに、白い部分を持って吸い付けようとする方がいるのですが、これでは吸い付きません。白い部分はレンズをスポイトから外すときに持ちます。ここを持つとスポイト内から吸引部分に空気が抜けるので、ハードレンズを吸引部分から外しやすくなります。

おそらく一番取り扱いが多いスポイトだと思いますので、コンタクトレンズショップや眼鏡屋さんで、入手できると思います。

レインボーのハードコンタクト専用スポイト（スポイト４５）

レインボーコンタクトレンズから発売されているハードコンタクト用スポイトです。こちらのスポイトの特徴は、４５度に角度が付いており、正面からやるよりも、吸着させやすいのが特徴です。この角度が付いている方が取り扱いやすいということで、愛用されているユーザーさんが結構います。取り扱い店が少ないため、店頭で入手することがやや困難です。なので、ネットで少しまとめて購入する方が良いと思います。

吸着したレンズを取り外す時には、くっついているレンズを吸着面から横に滑らすようにして取ると、うまくいきます。個人的には、メニコンよりもこちらのスポイトのほうが扱いやすいように思います。どっちも安いので、両方買って試すのも良いかと思います。

その他、通販では海外のスポイトも安く売ってたりしますが、ハードレンズ専用と書いてあるのに、スポイトの先にくっついているのがソフトレンズの画像だったりとか、いまいち信頼性に欠けるので、国内メーカーのスポイトをお勧めします。