バイオレット光に近視抑制効果が確認されたらしい。

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太陽の光を浴びると近視になりにくい・・・

という話は、昔からありました。ただその根拠というのがはっきりしなかったんですね。別の記事でも書いたことがありますが、コンタクトレンズを扱う現場で仕事をしている私もそれは感じていました。といっても何となくなんですがね。

ただ、私の長男が小学校からずっと野球をしてまして、現在大学生ですが、彼の度数は-1.50D。長女はあまり屋外での活動は無く、ほぼ屋内でのクラブ活動していて現在高校生ですが、度数は-3.75D。屋外活動が多かった長男の方が近視度数が低いのです。ま~この身近な一例だけ上げても説得力ないですがね・・・。

それはそうと、これが記事です。

慶應義塾大学の鳥居秀成特任助教らの研究グループは、ヒヨコを用いた動物実験とヒトの臨床研究を通じて、紫の光(バイオレット光)が近視進行を抑制することを世界で初めて発見した。(大学ジャーナルより

バイオレット光って紫外線の事だとは思うのですが、調べてみると、化粧品とかでよく使われる『UV-A』は波長が400-315nm(UV400って書いてある日焼け止めとかってよく見かけます)。『UV-B』は315-280nm。今回の研究では400-360nmのバイオレット光に着目したって記事には書いてあったので、この『UV‐A』の中の一部分に焦点を当てて研究を行ったって事なんでしょう。

ってことは・・・ん??

UVカットのコンタクトレンズは要らない説誕生??

若いうちはUVカット無しのコンタクトレンズが近視抑制に良いってことですよ。

また、臨床研究からもバイオレット光を透過するコンタクトレンズを使用している人の方が、バイオレット光を透過しないコンタクトレンズや眼鏡を使用している人よりも近視進行が抑制されていること、眼鏡を使用していると近視が進行することが示唆された。(大学ジャーナルより

いやいやびっくりです。

ここ最近のコンタクトレンズはUVカット付のものが増えていますが、UVカット無しの方が若い世代の近視抑制には効果的ってことになります。しかも、コンタクトレンズ業界の方、お喜びください、『眼鏡を使用していると近視が進行することが示唆された』って。すなわち、眼鏡よりもコンタクトレンズ(UVなし)の方が度が進みにくいってことが研究で証明されてしまいました。

UVカットは無いよりはあったほうが良い的な言い回しは、若い世代には必ずしも当てはまらなくなった感じですね。ただ、これを覆すような研究発表がないとは限りませんので、最新の研究における成果として「そのようだ」という認識程度にしておく方が良いと思います。(臆病な私)

UVカットコンタクトレンズは必要です。

ここまで、かなりUVカットレンズが劣勢になっていますが、メリットがあることには間違いありません。UVカットはアンチエイジングには不可欠ですし、美白にも一役買っています。さらに眼病においては、翼状片や白内障の一要因ともなっていますし、近視抑制以外ではUVカットしたほうが良いです。

今回の臨床研究においては、13-18歳の子どもを対象に研究を行っていることから、この年代に関しての近視進行抑制がわかったというだけであって、その他の年代の研究成果は発表されていません。よって、近視が進みやすい年代を除けば、UVカットレンズを使った方が良いのではないかと思っています。

高校生くらいまではUVなし。それ以降はUVあり。っていうプランもありうるでしょうね。ただ、あまり神経質にならない程度にして、それよりも、近視になる根本的な原因を少なくすることの方が重要ですので、副産物的なものに頼りすぎないって意識は持っていた方が良いと思います。

ブルーライトはどうなの?

ブルーライトは、500-380nmです。

今回の400-360nmのバイオレット光は、ばっちり含まれています。ってことは、スマホやゲーム機は近視進行抑制に効果があるんじゃないか?って思ったりもします。

ただ、冷静に考えると、両者ともに眼に近い距離で行う動作であるので、眼そのものに継続的な負荷が大きくかかります。引いては眼軸伸長によって近視が進行するというメカニズムは周知された事実なので、ブルーライトがそれらを補えるほどの効果があるかというと、そこまでは無いと思います。

夜中にブルーライトを強く浴びてしまうと、体内リズムの乱れや不眠を引き起こしたり、肥満への影響もあると言われています。近視進行抑制の効果があると言っても、スマホやゲーム機のやり過ぎは、結局のところ近視を進行させてしまうことに変わりはないと思います。

長時間やらない。姿勢をきちんと保つ。疲れたら休む。こうした基本的な事の方が大切です。正しいことを継続してやることが重要です。

PCメガネって存在薄くなるかも・・・

以上、参考になれば幸いです。

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